健康や美容の分野での活用が進むプラセンタ。私たち大正製薬はより高濃度な配合を求めた結果、「無加水プラセンタエキス」の開発に成功しました。スキンケアの可能性を広げるその機能をご紹介します。
生命の恵みのお裾分け
プラセンタ(胎盤)は妊娠期に形成され、赤ちゃんの発育に重要な役割を担う臓器。出産時に体外に排出されることから生命の恵みの成分として着目されています。アミノ酸を多く含み、高い機能性を持つことから医薬部外品の有効成分として厚生労働省に認められている成分です。
私たちはそんなプラセンタの機能性に着目し、長年に渡り研究を推進。高い効果を目指した結果、水を一切加えない高濃度プラセンタ「無加水プラセンタエキス」の独自開発に成功しました。
肌への効果
■バリア機能を向上し若々しい肌へ
独自開発の無加水プラセンタエキスについて、表皮細胞でタンパク質とタンパク質をつなぐ酵素への影響を調べました。肌のバリア機能強化に必要な酵素であるトランスグルタミナーゼ1は、無加水プラセンタエキスの添加量が多いほど酵素の活性が強まることが確認できました。さらに、加齢とともに失われる肌のハリや弾力に関わるコラーゲンやエラスチン、それらを作り出す真皮の線維芽細胞においても、無加水プラセンタエキスが細胞を活性化することがわかりました。
未だ解明されていない機能や効果があるといわれる、神秘的なプラセンタ。独自開発の無加水プラセンタエキスに期待できるバリア機能向上や真皮細胞の活性化など、濃い成分だからこそ得られる高い効果は、より美しい肌へ導く新たな可能性を秘めています。