Research

キレイな素肌を実現するために、大正製薬先端美容研究所では角層構造の乱れを抑える研究を推進。効果が期待される成分を見出すことにも成功しています。

角層構造の乱れを抑える成分

大正製薬先端美容研究所が着目した成分の1つがヘパリン類似物質。自身が水分を抱えることで角層のうるおいを保つことは知られていましたが、外的要因により大きく乱れた構造を改善し、肌機能の低下も抑制することが明らかになりました。

角層構造の乱れに対するヘパリン類似物質の作用
洗浄剤SLS処理後の表皮モデルを染色

角層に重要な3因子への作用

ヘパリン類似物質の肌への作用をより深く理解し、その効果を最大限に発揮させるために、外的要因によって乱れるミクロレベルの因子(セラミド、デスモグレイン、クローディン)への影響を調査。細胞間脂質のセラミド、接着斑のデスモグレイン、タイトジャンクションのクローディン、ヘパリン類似物質によってこれらすべての産生や発現が増加することがわかりました。ヘパリン類似物質は重要因子へ作用することで、乱れのない角層構造の形成を促していたのです。

ヘパリン類似物質による3因子の変化
セラミド量、デスモグレインとクローディンの遺伝子発現量に与える影響を検討

キメ細やかでうるおいと透明感を感じるキレイな素肌、その鍵は目に見える肌の表面「角層」にありました。意識したいのは、外的要因による刺激にさらされても乱れない角層構造を作ること。角層をしっかり整えるスキンケアを取り入れて、今よりもっとキレイな素肌を目指しましょう。

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